ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第三百四十九回 東京で見つけた金色の化粧箱

11月22日(火) 晴れ時々曇り(香川県)

 

前回の”箱屋の試み”更新から2週間。

一気に季節が進みました。

きょうの香川県は、朝からとても寒い一日でした。

明日は二十四節気のひとつ、”小雪(しょうせつ)”ですからね。

もう雪が降ろうとしている季節なんですね。

 

私事ですが、この前の日曜日に子供たちの”七五三”祝いをしました。

上の子が7つのお祝い、下の子が3つのお祝いです。

お姉ちゃんは着物を着、弟は羽織袴を着、近所の神社でお祝いしてもらいました。

えらいもので、立派な服を着ると、人が変わるんですね。

お姉ちゃんはおしとやかになり、弟はとても凛々しくなっていましたよ。

二人とも、すくすく育ってちょうだいね。

 

ここ最近の”箱屋の試み”では、「金唐革紙」を話題にすることが多かったです。

きょうは久しぶりに「化粧箱」を紹介いたします。

 

9月の「東京インターナショナル・ギフト・ショー」が終わったあと、銀座の箔屋さんに行ったのですが、そこで売られていたお菓子を包装していた「金色」の化粧箱です。

箔屋さんらしく、金色で包まれた煌びやかな化粧箱が使われていました。

中のお菓子にも金箔が乗せられており、とてもリッチな気分になれる化粧箱です。

 

化粧箱の金はさすがに金箔ではありませんが、とても上品な金色化粧紙です。

金色の紙って、指紋や汚れ、キズが目立ちやすく、箱屋泣かせなんです。

きょうの化粧箱に使われている化粧紙は、金色にしては汚れが目立ちにくい紙です。

 

ギフトショーでも、箔屋さんのブースでお話させていただきました。

本当は金沢で作られた”金”の金箔を使いたいですが、高くて工業的な商品には使いづらいです。

ギフトショーで見せていただいた金箔商品も、バリエーションが多く、使いやすくて便利なものが多かったです。

金箔を使うことでオリジナル性、魅力、商品価値を高めることができます。

うまく活用して、おもしろい化粧箱を作っていきたいものです。

 

今回はここまで。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに。

 

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