ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第三百三十八回 行ってきました!東京インターナショナル・ギフト・ショー 〜その5〜
9月16日(金) 曇りのち雨(香川県)
どうやら台風が日本に近づいているようです。
2週間前の台風は四国に上陸して、人的被害、物的被害や交通の混乱など、大きな爪あとを残してしまいました。
台風の影響で、香川県では本格的に雨が降っています。
自然というものには逆らえないものだと実感しております。
この天気の変化により、今朝急きょ稲刈りを行いました。
本当は明日稲刈りの予定だったのですが、どう考えても雨が降ってしまうと判断し、きょうに前倒ししました。
稲を刈ってくれるのは近所のおじさんなのですが、店長はサポート担当です。
日差しが弱く、風も吹いていたので、稲刈り作業にはありがたい天候でした。
しかし、途中で雨がポツポツ。
雨に濡れると、稲にも籾(もみ)にもいいことはありません。
なんとか稲刈り作業中は天気が持ってくれましたが、籾(もみ)を運ぶ最後の便で雨が降ってしまい、少し濡れてしまいました。
まぁ、ギリギリセーフというところですね。
先週開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー」、最終日からもう一週間が経ってしまいました。
時間の流れが早すぎる〜。
店長の報告はまだギフトショー初日の段階です。
ブースに人があまり来ないので、手伝いの学生さんにお留守番をお願いして、近くのブースを見て回りました。
靴みがきのサービスを行っているブースには人が集まっていますねぇ。
人気(ひとけ)があるところ、人気(ひとけ)がないところ、いろいろです。
人気のあるブースはどうしているのか、見学しながら、30分ほどウロウロしていました。
東京ビッグサイトはとにかく広い!
会期中に全部回れるのかな、と思いつつ、篠原紙器のブースに戻りました。
ふと、ご婦人の方が「金唐革紙」を見つめています。
「珍しいでしょ?」とお聞きすると、「私、金唐革紙のことをよく知っているんですよ」と、想定外の返事が返ってきました。
お話している中で、このご婦人は「金唐革」を製作されている有名な職人さんのご親族の方だと教えていただきました。
職人さんはご高齢で、お体も弱られている、とのことで、「金唐革」の製作も途絶えてしまうかもしれない、と嘆かれていました。
「金唐革紙」の文化を残すために、店長も頑張らなければいけないな、と感じた時間でした。
ちなみに、きょうの写真はこのブログで何度かご紹介した「エレキテル化粧箱」です。
いろいろな「金唐革紙」作品を作りましたが、未だにこの「エレキテル化粧箱」が一番シックリ来ていると感じるんですよね。
明日も展示会に出品した作品を紹介していきます。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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