ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第三百二十一回 和風な紙の円型化粧箱

 8月10日(水) 晴れ時々曇り(香川県)

 

先週くらいから、世界市場がえらいことになっています。

世界中の株式市場で記録的な株安傾向です。

2年くらい前には、イタリアは景気がよく日本もイタリアを学ぶべきだ、などというコメントを聞いた覚えがあるのですが、最近はヨーロッパ各国が経済危機に直面している状態です。

 

日本もえらいことになっています。

アメリカ、ヨーロッパ市場の影響を受けて株価が急落し、なぜか安定通貨とみなされている円が買われて急激な円高になっていて、日本経済どうなるのか、本当に心配です。

デフレ、デフレで市場にお金が回っていない中、世界レベルの需要高による資源価格の高騰、原料価格の高騰で商品価格が上昇し、企業も従業員も得することのない値上げが起こっています。

このままでは消費意欲が減退して、ますます市場にお金が回らなくなります。

頼りになるところもなく、打開策も見出せず、お先真っ暗って感じです。

しっかり世の中を見ながら、よく考えて生きていかなければならないということでしょうか。

できればのんびり行きたいものですが。

 

お金の話をしたところで、きょうは日本の通貨「円」にちなんで、円形の化粧箱を作ってみました。

ピンクの和風紙を使用しており、きのうご紹介の漆塗り風円形箱とは雰囲気がことなっていると思います。

きょうの円形化粧箱は、高さのある縦型箱にしてみました。

 

作り方はきのうの円形化粧箱と同じなため、きょうの箱の側面も滑らかな曲線ではありません。

筋が入った、円に近い多角形箱、ということですね。

タテに長い円形の箱でフタが浅いので、茶筒のような箱に仕上がっています。

 

円で思い出したんですけど、千円札などの紙幣と、100円玉などの硬貨は発行するところが違うんですね。

紙幣は日本銀行、硬貨は財務省が発行しているそうです。

破れたり燃えたりした紙幣を日本銀行に持っていくと、新しい紙幣に換えてくれることは聞いたことがありますが、傷んだ硬貨は財務省で交換してくれるのかな?

知っている人がいましたら、教えて下さい。

 

明日も特徴的な化粧箱を紹介します。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!

 

 

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