ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第三百十三回 コロコロ立方体の化粧箱 〜その4〜
7月29日(金) 晴れ時々曇り(香川県)
きょう一日、とても体が重いです。
どうも疲れが出ているようです。
こんなときには、ひとりで静かに過ごしたいものです。
しかし、そうもいかないのが大人の世界。
きょう店長とお会いした方々には、とても不快な思いをさせたんじゃないでしょうか。
たいへん申し訳ございません。
きょうご紹介の化粧箱は、「木目」が渦巻いたようにデザインされた紙を使っています。
渦巻いた感じは、店長の心境を表しているようです、、
モヤモヤッとした、とても粘っこい感じです。
あーやだ、やだ。
この箱に使われている化粧紙も、きのう紹介の紙と同じく、茶色をベースの色にして細かい「木目」が施されています。
「木目」には凸凹がついていて、感触も木のようになっています。
きのうの紙よりは明るい茶色が使われていますね。
この「木目」の化粧紙も、むかしむかしに篠原紙器で使われていた紙の残りです。
きのうの紙よりも薄くて柔らかく、加工がしやすい紙です。
紙の規格は少しややこしいところがあります。
一般的には、紙の厚さは重さで表されます。
1m2あたりのグラム数で書かれているものが、国際標準ですね。
きょうの「木目」の紙は70〜80g/m2くらいの厚みでしょうか。
これくらいの紙が、箱屋としては扱いやすい紙です。
明日からお休みです。
すこし気分転換しないとね。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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