ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百九十四回 ツートーンカラーに着飾った化粧箱 〜その4〜
7月 1日(金) 雨のち曇り(香川県)
さあ、7月が始まりました。
店長が使うパソコンデスクの後ろに貼っているカレンダーも、7月にチェンジです。
6月はカエルちゃんのちょっと気持ち悪いアップ写真でした。
夜見ると少し怖かった。。
7月はイルカちゃんの写真です。
水の中から顔を出すイルカちゃんの写真は、少し涼しさを分けてもらえます。
今晩、店長の子供たちが通う保育園で”夕涼み会”が行われます。
朝方強く雨が降っていたので、グラウンドコンディションは悪そうですが、雨は上がり何とか開催されそうです。
最近帰宅が遅いので、家に帰ると子供たちは寝ています。
朝は一緒に起きて、一緒に朝ごはんを食べていますので、なんとかコミュニケーションは図れていると思います。
年に一度の”夕涼み会”ですから、きょうは早く仕事を切り上げて、家族で夏の夜を楽しみたいと思います。
まだ梅雨明けしていない香川県は、雲に覆われた一日になりました。
きょうご紹介の箱に使っている「雲龍紙」は、空に流れる雲をイメージして漉(す)かれた紙だと思います。多分。
紙の中に長めの繊維を漉きこみ、白く映える繊維が無造作に表れているところが「雲」っぽく見えます。
昔からの「雲龍紙」は、楮(こうぞ)などの繊維の長い植物で模様を施していますが、最近はレーヨンなどの化学繊維を漉きこんでいる紙が多いようです。
篠原紙器でも何色かの「雲龍紙」を見つけましたが、きょうは深い緑色の雲龍紙(山根紙とも言う)と白い「雲龍紙」を使って「ツートーンカラー化粧箱」を作ってみました。
写真では分かりづらいですが、緑色の雲龍紙と白の雲龍紙とでは、「雲龍」模様のパターンが異なっています。
夏になると気温が上昇し、大気の状態が不安定になりやすいです。
雲が渦巻いたようなデザインの「雲龍紙」化粧箱は、夏らしさを感じさせる箱かもしれません。
見た目に涼しげな箱を作ったら売れるかしら?
節電列島が暑い夏を乗り越える、いいアイテムになるかもしれませんね。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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