ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百九十三回 ツートーンカラーに着飾った化粧箱 〜その3〜
6月30日(木) 曇り時々晴れ(香川県)
きょうは6月30日、きょうで今年の6月が終わります。
2011年も半分過ぎてしまったんですね。
明日からは2011年後半戦が始まります。
今年は、篠原紙器が強い企業になるための転換の年だと考えています。
篠原紙器で働いている皆さんの意識改革、篠原紙器が提供するサービスの見直し、篠原紙器が進むべき方向性の確認などなど、いろいろな試みを始めています。
同じように、篠原紙器に向けられるお客様の要望も、ここ最近転換期にあるように感じられます。
”キレイな四角い箱”だけではない要望が来ています。
こういった状況の背景には、市場に出回る「箱」のグレードが上がっている、という現実があるんだと店長は思っています。
市場での競争が激しくなり、生産技術が向上し、生き残るための手段として「よそが提供できない箱」を提案してきている箱屋さんが出てきているんだろうな、と感じます。
箱屋さんが技術を伸ばし、おもしろい箱が市場に出てくるのは、とてもいいことです。
しかし、それを他人事と捉えてしまっては成長できません。
「おもしろいことの発信源をたどったら、篠原紙器にたどり着いた!」と言われることが店長の理想です。
いいものを提案すれば、市場はきっと応えてくれると思うんです。
市場のニーズと作り手の想いのギャップをどこまで埋めることができるか、2011年下半期ではこの課題に取り組んでいく所存です。
さて、きょうの「ツートーンカラー」化粧箱は、「レザック」という紙を使った箱です。
このブログでも何度か紹介している「レザック」は、紙表面に施されたシワ模様が革のような様相を演出している化粧紙です。
鮮やかな青色の「レザック」と、生成りがかった白の「レザック」を組み合わせた化粧箱を作りました。
濃い青に白い雲、という真夏の空をイメージさせます。
6月なのに”夏本番”の今日この頃にはピッタリの箱じゃないですか?
真夏日が続いて、すっかり”夏”になってしまいましたが、海水浴場ってまだ海開きしてないのかな?
去年は服を着たままながら、子供と海につかりました。
今年も水着は難しい体型です、、
服を着たままの海水浴になる予定です。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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