ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第二百七十七回 越前でいただいたおもしろい紙 〜その6〜

 6月 8日(水) 雨のち晴れ(香川県)

 

きのうの夜、サッカー日本代表がチェコ代表と試合をしていました。

監督が変わってからは負けなしの日本代表ですが、ファンとしてはスッキリ勝っていただきたいところです。

今月には、来年開催のロンドンオリンピック出場をかけたアジア予選があります。

そして9月には、2014年開催のワールドカップブラジル大会出場をかけ、日本代表は第3次アジア予選に臨みます。

海外での活躍が目立っている選手が増えている中、日本代表には強い試合を見せていただきたいです。

 

そういえば、去年の今頃は、ワールドカップ南アフリカ大会直前だったんですね。

大会前の強化試合で結果を残していなかったためか、いまひとつ盛り上がりがなかったことを思い出します。

大会が始まると日本代表が快進撃を続け、日本中が盛り上がりましたねぇ。

いろいろある中、頑張っている日本人がいるんです。

店長も、日本を元気にするため頑張っていきます!

 

今年3月に福井県でいただいた和紙が出てきましたので、久しぶりに”越前でいただいたおもしろい和紙”を紹介します。

きょう使用した和紙は、楮(こうぞ)の繊維をデザインにした「大礼紙」という紙です。

雲龍紙にも似ていますが、繊維の配置の違いで雲龍紙とは雰囲気の異なる紙になっています。

この「大礼紙」も手漉(す)きの和紙です。

 

金色をベースにした「大礼紙」ですので、紙のイメージを表せるように小さな屏風を作ってみました。

柔らかく、繊維が強い紙なので、屏風のように折りたたむ使い方をする作品には適していると思います。

ただ、紙の表面が毛羽立ちやすいのが難点ですかね。

 

金色の化粧紙ですが、とても落ち着いた色の紙です。

和紙の柔らかさ、温かさが感じられる、ソフトな感じの化粧紙です。

光の反射で楮(こうぞ)の繊維が光って見えますので、上品な屏風に仕上がっていると思います。

小さい屏風なので、デスクの上に飾って、ミニチュアでも前に置いておきましょうか。

 

さて、きょうはここまで。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!

 

 

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