ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第二百七十三回 6月スタート!六角形化粧箱 〜その2〜

 6月 2日(木) 曇り時々晴れ(香川県)

 

久しぶりに愛媛県へ行ってきました。

最近は高松や大阪など、観音寺市から東の方向に向かうことが多かったのですが、香川より西の県に行くのは一ヶ月ぶりくらいでしょうか。

配達に出るのも、久しぶりでしたね。

 

観音寺市のお隣、愛媛県四国中央市へ行く海沿いの道は、片側一車線で迂回路がないところもあって、けっこう混むんです。

四国中央市の道沿いには大きな工場が並んでいて、大型トラックの通行も多く、渋滞しやすい環境です。

半年ほど前ですが、この道路で事故が発生して片側一車線になったときには、この道を抜けるのにずいぶん時間がかかりました。

観音寺市内にも、四国中央市内にも、広い道路が出来てはいるんですが、両市をつなぐ道路はなかなか広く出来ないようです。

行政レベルでは、隣接する観音寺市、四国中央市、徳島県の三好市が提携して”四国まんなか交流協議会”なるものを立ち上げ、観光や災害対策などで関係を深めよう、という動きがあるようです。

「公共工事は税金の無駄遣い」との厳しい声もありますが、道路などのインフラ整備を進めて、各市が相乗的に盛り上がってくれればいいな、と思います。

 

きょうは黄土色の「布紙」を使った化粧箱を紹介します。

きのう使った明るい緑色の「布紙」といっしょに、篠原紙器の資材倉庫で見つけた化粧紙です。

クセがなくって、懐きやすい色の「布紙」です。

 

黄土色の「布紙」に合わせ、箱の内側は濃い目の生成り色のタントでお化粧しました。

素朴な感じの化粧箱に仕上がったと思います。

 

今回使用してる「布紙」なんですけど、布を使った紙なんでパルプ紙とは扱い方が少し異なります。

紙にコシがないので、紙を広げるときはたわんで困ります。

紙をそろえる時は、重ねて突けないので困ります。

紙を切るときも、サクッと切らないと刃物にはさまってしまい、キレイな切れ目になりません。

じょうずに使えば、独特の風合いを持つオリジナル性の高い化粧箱になるんですけどね。

ここが箱屋の腕の見せ所です。

 

明日も違う色の「布紙」六角形化粧箱を紹介します。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!

 

 

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