ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第二百七十回 植物センイを使わない紙

 5月30日(月) 晴れ時々曇り(香川県)

 

きのうの香川県は、すごい雨模様でした。

台風接近で前線が活発になって、四国地方に大雨をもたらせたせいだそうです。

きのうの午前中、外出していたんですが、川が増水していて怖かったです。

店長の実家は土地が少し低いところにあって、用水路が増水するたびに浸水の危機にさらされていました。

5年ほど前に用水路を改修したおかげで、きのうの増水でも浸水することはありませんでした。ホッ。

 

雨は香川県の水がめ”早明浦ダム”周辺にも降り、昨年から水位の低下が続いていた池の水量を一気に満水にしたそうです。

”早明浦ダム”の貯水率が100%を超えるのは、昨年8月以来9ヶ月ぶり、とのこと。

これからの田植えシーズンには、恵みの雨になったようです。

 

先々週末に行った「A−PACK」という展示会で、業界新聞をいただきました。

包装資材業界のニュース・トピックスが紹介されている新聞です。

この新聞を読んでいると、「石でできた紙」の文字が。

「石でできた紙」?

気になって、インターネットで調べてみました。

この「石でできた紙」は「ストーンペーパー」とも呼ばれているようで、石の粉(炭酸カルシウム)を主成分とした紙だそうです。

水にも熱にも強く、丈夫な紙だそうです。

 

おもしろそう!

 

さっそく、サンプルを購入してみました。

包み紙を開けてみると、鮮やかな白い紙が出てきました。

さわり心地はスベスベしています。

やや硬い感じがしますが、切ったり折ったりの加工はしやすいです。

ボール紙に貼り付けてみると、うまく貼合できました。

この紙なら、箱屋でも使えそうです。

 

本当に水に強いのか?

紙の表面に水を垂らしてみましたが、紙にダメージがつかないまま、水が蒸発しました。

耐水性はありそうです。

うまく使えば、おもしろい箱にもなりそうです。

 

明日は、「ストーンペーパー」で箱を作ってみましょう。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!

 

 

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