ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百六十八回 金和紙で作ったミ箱たち
5月26日(木) 曇りのち雨(香川県)
昨日のニュースで、アメリカ合衆国が新たな有人宇宙船開発計画を発表した、との報道がありました。
4人乗りの宇宙船で、スペースシャトルよりも安全性が高いようです。
2016年には宇宙に打ち上げて、2030年代には火星への航行も検討しているようです。
すごいですねぇ、火星ですよ。
火星にはタコのような宇宙人がいて、地球侵略をたくらんでいる、という時代もありました。
人類が住むことの出来る可能性が高いとされる火星に、本当に人類が行ってしまうんですね。
世界の人口増加はまだまだ続くようです。
地球外での生活を考えなくてはならないのかもしれません。
とはいえ、月や火星に移住しろ!と言われても、やっぱり怖いです。
月や火星は、地球から眺めている方がキレイでいいんです。
”宇宙移民計画”なんてものが、近い将来、現実味を帯びてくるのでしょうか。
しかし、火星探査は興味津々です。
観光で火星に行ける日が来るのを楽しみにしています。
さて、きょうは「金色」の和紙で箱を作ってみました。
とりあえず、もっとも基本的な「ミ箱」の紹介です。
今回使用した「金色」和紙は薄くて柔らかいため、取り扱いに気をつけなければなりません。
破れたり皺になりやすい紙です。
貼箱に加工するときは、生地にしっとり馴染んでくれるので、注意して扱えばキレイな化粧箱に仕上がってくれます。
表の化粧紙を「金色」の和紙にしたので、内貼りは楮(こうぞ)を使った黒と赤の民芸紙を使いました。
黒も赤も、「金色」との相性はいいようです。
内が黒だと箱に重みが出て、内が赤だと箱に豪華さが出ます。
櫛(くし)やかんざし、がま口、巾着(きんちゃく)、あぶらとり紙入れなど、和小物を入れるのにもいいかもしれませんね。
きょうのミ箱を使って、おもしろい箱を作ってみようと思います。
箱が出来たら紹介しますね。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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