ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百六十三回 新緑の季節到来!ミドリ色の化粧箱 〜その9〜
5月19日(木) 晴れ(香川県)
5月も後半に入り、明るい時間が長くなりました。
つい最近、”春分の日”のことを書いたと思っていたのに、あと1ヶ月もすると”夏至”になります。
早いなぁ。
朝も日が昇るのが早くなり、5時頃にはすっかり朝の景色です。
最近、ちょっと早起きをして、子供といっしょに朝日を浴びに出ています。
家の周りの田んぼ道を歩いていると、もう田植えをしているところがあるんですね。
田んぼに水が溜められて、まだ若い苗が整然と並んで生えています。
秋になると、ギュウギュウに育った稲穂に成長するんですね。
田んぼに水が入りだすと、カエルが元気に鳴き始めます。
夜にはカエルの大合唱!
求愛のための歌なんでしょうが、寝ている方には迷惑です。
もう少しすると、水田にオタマジャクシが泳ぎ始める時期になります。
気温も順調に上がってきて、いよいよ夏に突入準備ですね。
街の緑も濃くなってきました。
きょうご紹介の「葉っぱ化粧箱」は、濃い緑の紙を使用しました。
紙、といっても「布」でできた紙です。
このブログでも何度か紹介しました、緑色の布紙で作った化粧箱です。
布独特の柔らかさを感じられる箱に仕上がっています。
手に取ると、しっくり馴染むような触感です。
糸で織られた布は、パルプの紙よりも破れにくく、強度があります。
ふつう、糸は木綿や化繊などの繊維でできていますが、紙で作った糸で織った「紙布(しふ)」という素材があることを、以前お話しました。
「紙布」で作った服や帽子、スリッパなんかもあるようです。
これからの季節、吸水性のいい布製アイテムは重宝されます。
紙と布のいいとろを持った「紙布」も、湿気の増える季節を快適に過ごすためのアイテムになりそうです。
店長も「紙布」を使って、みんなに喜んでもらえるようなものを考えてみようっと。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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