ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第二百三十七回 展示されているエレキテル化粧箱 〜その1〜

 4月 5日(火) 晴れ(香川県)

 

きょう4月5日は、二十四節気のひとつ”清明”です。

春の日差しが注いで、全てのものがすがすがしく、明るく、美しい頃、とされています。

暦(こよみ)通り、きょうの香川県は青空が広がり、昼間は日差しがたっぷり注いで、とてもすがすがしい一日でした。

この陽気のおかげで、香川県下の桜の開花も進んでいます。

桜の木下でお昼ご飯を食べるには、もってこいの一日だったと思います。

 

店長は、先週末から展示してもらっている「エレキテル化粧箱」の様子を見に、2つの展示会場を回ってきました。

きょうは展示会場のひとつ、「平賀源内記念館」を紹介いたします。

 

「平賀源内記念館」では、篠原紙器で作った「エレキテル化粧箱」を上の写真のように飾ってもらっています。

ブログで紹介した「友禅紙を使った飾り棚」に、赤と白の「エレキテル化粧箱」が並んでいます。

「平賀源内記念館」では、エレキテル化粧箱の販売もしてもらっています。

 

右の写真が、「平賀源内記念館」です。

江戸時代をイメージしたデザインの建物です。

青空を背景にすると、なかなか美しい写真に撮ることができました。

 

「平賀源内記念館」では、源内先生の足跡を時系列でたどりながら、先生が残した業績を観ることができます。

幼少時代に作った「お神酒天神」や、先生の収集書物類、先生が作った万歩計や寒暖計のレプリカ、もちろん「エレキテル」も展示されています。

館の奥では、源内先生の生涯を知ることができるビデオ上映も行われています。

ここに来ることで、今まで知らなかった源内先生に出会うことができるでしょう。

 

現在、企画展「さぬきの源内焼展」を開催中で、源内先生が開発した源内焼の作品が集まっています。

これだけの数の源内焼が集まるのは珍しいので、興味のある方はぜひお越し下さい!

 

「源内記念館」の前の通りは、とても静かな街並みです。

きょうのような天気の日には、お散歩コースにもってこいですね。

 

通りを西に歩いていくと、源内先生が住んでいた「平賀源内先生旧邸」があります。

今の建物は、源内先生の子孫の方によって建て替えられたものですが、歴史を感じさせる建物です。

旧邸の裏には、源内先生の功績をたたえた”薬草園”が構えられています。

いろいろな植物が、効能の書かれた札で紹介されています。

”薬草園”の中には、源内焼の窯(かま)もあるんですよ。

 

「平賀源内記念館」「平賀源内先生旧邸」は、香川県さぬき市志度にあります。

歴史探訪にもお勧めなので、機会があれば来て下さいね。

 

明日は、「エレキテル化粧箱」もうひとつの展示会場、「歯ART美術館」を紹介します。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!

 

 

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