ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百三十五回 商品を目立たせるための舞台箱
3月31日(木) 晴れ時々曇り(香川県)
きょうで3月が終わります。
同時に、平成22年度が終了します。
時間の経つのは早いですね。
明日からは新年度、平成23年度に入ります。
社会人になってからは、4月からスタートする、という感覚がなくなっていました。
篠原紙器の年度は6〜5月なので、4月の始まりは単なる月初めです。
子供が出来てからは、新年度の感覚が少し戻ってきています。
店長の長女は、4月からは年長組さんになります。
あと一年で小学生です。
時間の経つのは早いですねぇ。
来年の今頃は、ランドセルや学習机、入学準備に追われているんでしょうね。
なんだか実感が湧かないなぁ。
ここ数日お知らせしておりますように、今週末からの展示会に、篠原紙器の化粧箱を出品いたします。
出品にあたり、化粧箱を置く「舞台」を作ってみました。
せっかく化粧箱を飾るんですから、目立った方がいいですよね。
目立っていやらしくない箱を作るために、化粧紙選びから始めました。
資材倉庫からいろんな紙を引っ張り出していると、きれいな「友禅紙」が出てきました。
今回の舞台用化粧箱は、この「友禅紙」でお化粧することにしました。
まず、展示する化粧箱の並び方を考えて、並べるのに必要な「舞台」の面積を出します。
面積が出たら、「舞台」の高さを決めます。
普通に面積X高さの箱を作ると、中が深い箱になって飾る化粧箱が見えなくなるので、中が浅い箱と高さを稼ぐための箱を重ねて、「舞台」の箱を作りました。
「舞台」だけでは遠くから目立たないので、「舞台」の後ろに大きな衝立(ついたて)を付けました。
きれいな「友禅紙」で包んだ衝立(ついたて)を付ければ、遠くから見た人の目にも止まりそうです。
「舞台」を目立たせることで客目を引き、「舞台」の上の化粧箱をみてもらう。
いい作戦だと思いませんか?
明日は、この「舞台」箱と、出品する化粧箱を持って、展示会場に飾り付けに行ってきます。
ということで、明日の”ちょっと変わった化粧箱”は臨時休業いたします。
ご了承下さい。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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