ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百二十三回 片段を使った化粧箱
3月10日(木) 晴れ時々曇り(香川県)
ここ最近、高松市へ行く機会が多いです。
きょうも高松市へ車で出かけていました。
いつも店の前を通り過ぎていて、気になるうどん屋があったので、お昼はそのうどん屋でいただきました。
有名なお店でお昼時は店の外に行列ができていたのですが、きょうは店の前の行列がなかったので、チャンスと思い、店に入りました。
ところが、店の中で列が出来ていて、さすがは人気店だな、という感じです。
並んで待つこと15分、席に座って待つこと10分、ようやくうどんが出てきました。
ざるうどんの上に、ゴロッとした大振りの鶏の天ぷらが10個くらい乗っていて、なかなかのボリュームです。
さっそくうどんを一口。
つゆを付けて食べると、尋常ではないうどんのコシ!
噛んで飲み込もうものなら、アゴが外れてしまうような弾力です。
うどんをのどに送り、次に鶏の天ぷらを一口。
こちらもうどんに負けないくらいの弾力!
口もお腹もフル回転の、満たされた感じのお昼ご飯でした。
以前ブログでも紹介しました、「片段」と呼ばれる素材を使って、化粧箱を作ってみました。
「片段」とは、ダンボール紙の片方の面にナミナミの中芯が見えている紙です。
ナミナミ部分を表面に出すことで、デザイン性が出ています。
この「片段」をつかって、貼箱を作りました。
「片段」は化粧紙に比べて分厚いため、重ねて貼ることが出来ません。
また、「片段」だけでは貼箱の形状を維持できません。
そこで、薄いボード紙で箱の下地を作り、その上から「片段」を貼ることにしました。
「片段」とボード紙を重ねると普通の貼箱より分厚くなるので、フタとミのサイズを調整してっと。
うん、「ミフタ式」としてはまずまずの箱になりました。
ただ、「片段」のコーナーの処理がまだまだ甘いなぁ。
「片段」に限らず、分厚い紙を化粧紙にする場合の処理方法を研究する必要があるぞ。
毎日課題が出てきて、やることが山積みです。
課題をひとつひとつ解決することで、おもしろい化粧箱を作ってやろうと思います。
明日は店長出張のため、”ちょっと変わった化粧箱”は臨時休業です。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
ほかの日のブログはこちら
Copyright © 2010 SHINOHARAHIKI CO.,LTD All Rights
Reserved. |