ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第二百十九回 布の紙で作った化粧箱 〜その1〜

 3月 4日(金) 晴れ時々曇り(香川県)

 

きょう3月4日は、”バウムクーヘンの日”です。

1919年3月4日にドイツの菓子職人カール・ユーハイムが、日本で初めてバウムクーヘンを製造、販売したのにちなんだ記念日です。

ユーハイムがバウムクーヘンの販売を行ったのが、広島市にあった「広島県物産陳列館」と呼ばれる近代的な建物の中でした。

当時としては、異国情緒を感じる、立派な建物だったようです。

「原爆ドーム」と言う方が分かりやすいでしょうか。

 

本場ドイツでは、バウムクーヘンはとても手間がかかるお菓子で、滅多に口にすることがないそうです。

日本で売っているバウムクーヘンとは違うんでしょうね。

3年ほど前に、羽田空港で売っていたバウムクーヘンを買って帰った記憶があります。

とてもおいしそうだったのを覚えていますが、食べた記憶がありません。

食べたのかなぁ。食べ損ねたのかなぁ。

まだ売っているようであれば、買いに行って今度こそちゃんと食べたいです。

 

篠原紙器の資材置き場を探してみると、おもしろそうな紙が色々と出てきます。

きょうご紹介の化粧箱も、おもしろそうな紙で作りました。

以前”布の紙”で紹介しましたが、布でできた紙を使った化粧箱です。

 

紙の切れ端が残っていた程度だったので、小さい箱に仕上げました。

箱が小さいので、相対的に高さのある箱になってしまいました。

これはこれでコロコロしていてカワイイでしょ?

 

緑色の「布紙」だったので、箱の内側は緑色の和紙でお化粧しました。

写真では分かりづらいかもしれませんが、上品な淡い緑色の和紙を使っており、緑色の「布紙」との相性もいい感じです。

 

中の和紙も見せられるように、箱のフタをずらして乗せて、写真撮影です。

カナブンが2匹くっ付いているように見えるのは店長だけ?

 

「布紙」は破れにくく、柔らかいので使いやすいのですが、あまり擦ると表面が毛羽立ってしまいます。

取扱注意です。

 

資材置き場で、別の色の「布紙」を見つけました。

次回は色違いの「布紙」化粧箱を紹介します。

 

次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!

 

 

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