ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百十四回 見た目に美しいとされる化粧箱 〜その2〜
2月25日(金) 晴れ時々曇り(香川県)
きょう2月25日は、日本全国で国公立大学二次試験が行われていた日です。
受験生の皆さま、その親御さま、関係教職員の皆さま、ご苦労様でした。
個人的に思っていることなんですが、寒さが最も厳しいこの時期に入試試験が行われるのは、なぜなんでしょう?
4月入学に合わせるからなのでしょうか?
今年の大学入試センター試験など、この冬1,2を争う寒波がきていましたよ。
寒い中、試験場になんとかたどり着いても、手が悴んで(かじかんで)字が書けないですよ。
実力が出せずに悔しい思いをした方もいるんじゃないでしょうか。
でも、乗り越えるべき壁が高いほど、登ったときには気持ちいいですからね。
つらい時を頑張って乗り切った分、あとで良い想い出になります。きっと。
つらい時期もあと少しです。
春はそこまで来ています。
きょうの箱ですが、きのうに続いて”見た目に美しいとされる化粧箱”です。
きのうは「黄金比」を取り入れた化粧箱でしたが、きょうは「白銀比」を取り入れた化粧箱を作りました。
「白銀比」?
店長は聞いたことのない比率でしたが、調べてみると日本の建築物などによく使われているバランスで、おおよそタテ5:ヨコ7の比率だそうです。
「日本人は黄金比よりも白銀比の方が好き」とのレポートもあるくらい、日本人好みの比率のようです。
化粧箱では、天面のタテヨコ比を5:7にしてみました。
箱の形態は「インロー式」で、きのうの「黄金比化粧箱」よりも背の高いサンプルを作りました。
フタとソコは白銀の化粧紙を使い、インナー箱にはキラキラした赤い化粧紙を使ってコントラストを出してみました。
うん、きのうの「黄金比」より安定したように見える!
少し偏見が入っているでしょうか。
自慢ではありませんが、店長は数学が大の苦手です。
でも、この3日間、数学をもっと勉強していれば、もっとおもしろい化粧箱ができたんじゃないかな、って思ってきました。
今からでも、数学の勉強をしなおそうかな。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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