ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百七回 試作で頑張った白箱たち 〜その4〜
2月16日(水) 晴れ時々曇り(香川県)
最近、箱に関する見積り依頼が増えています。
ご依頼をいただく方には、化粧箱に対する思い入れがあります。
お客さまのご要望をできるだけ反映した形で、化粧箱を仕上げられるよう、これからも努力してまいる所存です。
言い訳になってしまいますが、お見積りいただいている皆さま、お見積り提出までいましばらくお待ち下さい、、
人前で話をするってのは、店長は苦手です。
あさって、訳あって人前で話をする機会があります。
篠原紙器にとって、とても大事な場でありますので、スピーチ原稿なるものを書きました。
プレゼンテーションの時間を10分間いただいているので、文字数を考えながら原稿を書きました。
時計とにらめっこしながら原稿を読むと、約7分。
10分間しゃべる原稿って、けっこう長いなぁ、と感じました。
Apple社のスティーブ・ジョブさんみたいに、聞く人の印象に残るようなプレゼンテーションができればいいな、と願うばかりです。
さて、きょうも”試作で頑張った白箱”を紹介します。
きょうの「白箱サンプル」は、いわゆる「トムソン箱」です。
コートボール紙を箱になるように切り抜いて、組み立ててできる箱です。
トムソン箱の試作品って、作るのが難しいです。
貼箱が直線と直角の組み合わせでできているのに対して、「トムソン箱」は線と角の組み合わせが複雑です。
試作品を作るために木型を作るわけにもいかず、手書きで図面を描いて、カッターで切り抜く必要があります。
世の中にはカッティングマシーンという便利なものがあるんですけどね。
「トムソン箱」サンプルを試作する機会が増えれば、社長に言って買ってもらおうっと。
写真の白箱は、”B式”とか”キャラメル式”とか言われているタイプの箱です。
フタとソコが差し込み式になっている、「トムソン箱」の中では簡単な形状のタイプです。
やっぱり手作りでは、しまりがないですね。
店長の勉強用サンプルとして頑張ってくれた「白箱」です。
明日は、ちょっとユニークな素材を紹介します。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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