ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百四回 彩り豊かな和紙たち 〜その4〜
2月10日(木) 晴れ時々曇り(香川県)
きょう2月10日は、”簿記(ぼき)の日”だそうです。
1873年2月10日に、日本の簿記の原点である「帳合之法」という本が出版されたのを記念した日です。
「帳合之法」は、一万円札でおなじみの福沢諭吉先生が訳した本です。
このブログでも書きましたが、去年の秋に店長は簿記講習に通っていました。
復習ができていないので、講習で習ったことはほどんど忘れてしまった状態です。。
また参考書と問題集を引っ張り出して、勉強しないと…。
その講習で、「簿記は偉い数学者が考えた筆記方法であり、万国共通のルールに基づいている」と講師の先生がおっしゃっていました。
簿記って、日本固有のものではないのですね。
アメリカやフランスでも、「貸方、借方」なんてやっているんでしょうか。
ちょっと想像しにくいです。
さて、きょうの和紙は、緑色をしています。
淡い色ですが、鮮やかな緑色の紙です。
「松葉」という色名がつけられています。
ツンツン尖った、あの松葉の色をイメージしているのでしょうね。
観音寺市にある有明浜という海岸には、松林があります。
防風林の意味もあるのかな?
松林の向こうには、観音寺市のシンボル的な存在「寛永通宝」が横たわっています。
松の奥にある巨大な銭形なんて、ほかの場所では見ることができない、不思議な光景ですよね。
夜にはライトアップされて、いいムードになるそうです。
「松葉」ってネーミングは、和っぽさを演出していて、好きですね。
「楮(こうぞ)」を使った和紙がベースの紙なので、日本の繊細さを感じさせてくれる紙です。
和紙の柔らかい風合いが、気持ちを落ち着けてくれます。
明日は”建国記念の日”でお休みです。
なんで2月11日が”建国記念の日”なんだろう?
”ちょっと変わった化粧箱”も、三連休に突入いたします。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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