ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第二百回 合成樹脂を使った強い紙 〜その3〜
2月 4日(金) 晴れ(香川県)
バタバタと仕事を片付けているうちに、いつのまにか”箱屋の試み”は連載200回を迎えていました。
連載開始時には、アクセス数が5件/日に届かなかったこともありましたが、いまでは平均20件/日のアクセスが続いており、とてもありがたく思っております。
店長の独走について来ていただいている、ユーザーの皆さまのおかげでございます。
平に御礼申し上げます。
きょう2月4日は、二十四節気のひとつ”立春”です。
香川県では、”立春”らしく、日差しのぬくもりが感じられる一日でした。
空気が冷たい日がまだまだ続いています。
店長のしも焼けもまだまだかゆいです。
でも、季節は春に向かっていくんですね。
先日、今年の桜前線は全国的には平年並みか、少し早目か、という報道がなされていました。
今年はお弁当を持って、家族で花見に行きたいですね。
先の楽しみが増えたところで、きょうのテーマに移ります。
きょうも「合成樹脂」を使った、強い紙のご紹介です。
おととい、きのうは派手さを持った紙でしたが、きょうは落ち着いた黒い擬革紙です。
表面には模様などは入っておらず、しっとりとしたマット調の黒で染められた「擬革紙」です。
シンプルですが、とてもカッコイイ紙です。
きょうの「擬革紙」も紙の表面に「合成樹脂」が施されており、破れや濡れに強いです。
引っかきキズには少し弱いかな。
爪で擦ると、白いキズが入ります。
でも、とても触りやすい紙です。
落ち着いた黒色なので、手帳やスケジュール帳の表紙に使えそうです。
金や銀の箔押しをしてあげても、うまくまとまるんじゃないでしょうか。
店長のお気に入りの紙のひとつです。
連載201回目の明日は、和紙っぽい紙を紹介します。
今年は「和紙」を使う機会が増えそうです。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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