ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第百八十六回 フェルトのような手触りの紙
1月17日(月) 曇り時々晴れ(香川県)
16年前のきょう、1月17日に、「阪神淡路大震災」が発生しました。
当時学生だった店長は広島県でいましたが、朝、目を覚ますくらい大きな揺れを感じました。
そのときには、まさかこんな大災害が起こっているとは思っていませんでした。
しばらくは状況がつかめず、いろいろな情報が錯綜(さくそう)していたのを覚えています。
「阪神淡路大震災」では、多くのボランティア活動が印象に残っています。
道路や鉄道などのインフラが崩壊した中で、支援物資をかついで歩いて被災地に向かう人々には、頭が下がる思いでした。
きのうの夜、店長が住む観音寺市でも、大きな地震がありました。
地震に慣れていない店長は、震度3の揺れでもかなり動揺しましたよ。
比較的天災の影響が少ない香川県に住んでいますが、近い将来、香川県でも大きな地震の影響を受ける、という予測が出ています。
願わくは、いつまでも平穏な日々が続いて欲しいものです。
話は変わって、先日、篠原紙器でおもしろい紙を見つけました。
写真では分かりづらいかもしれませんが、フェルトのように表面に細かい毛が密に生えている紙です。
アクセサリーやメガネなど、貴重品を入れる箱の内側に敷かれていることがありますよね。
想像できましたでしょうか?
たぶん、「ウーペ」という紙だと思います。
深い赤が、高級感を演出しています。
この紙、表面に細かい毛が密集しているので、汚れがくっつきやすいです。
少し油断すると、小さなゴミやほこりをくっつけてしまいます。
手で払ってもなかなかとれないので、セロテープを使ってゴミを取りました。
せっかく見つけたおもしろい紙なので、明日はこの紙で化粧箱を作ります。
「ウーペ」が高級感を演出しているので、化粧紙も高級そうなものがいいかな。
次回の”箱屋の試み”、お楽しみに!!
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