ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第百六十三回 和紙で作った紙製品 〜金封入〜

12月 6日(月) 晴れ時々曇り(香川県)

 

きのうの朝、ラジオでいいお話をしていました。

”なるほど!”と思ったので、ここで書かせてもらいます。

なにかをしている時、難しい問題にぶち当たることがあります。

なんとかその問題をクリアしても、また難しい問題にぶち当たったりします。

「難しいことが有る」、これを並び替えると「有る難しい」→「有難」→「有難う」→「ありがとう」ってなるんですね。

困難に当たっても、それによってまたひとつ成長できるんです。

いい経験をさせてもらって「ありがとう!」って思えばいいんですよね。

店長はきょうも困難にぶち当たって、とても気持ちが重くなっていました。

しかし、こんなときには「ありがとう!」です。

まだ困難を解決できてはいませんが、親身になって助けてくれる人、励ましてくれる人、いっしょに文句を言ってくれる人がいてくれて、頑張ることができました。

いろんな人、いろんなことに「ありがとう!」の一日でした。

 

そんな一日の締めに、「和紙で作った紙製品」をご紹介します。

先日、和紙の生産で有名な、高知県いの町へ行ってきました。

この街にある”いの町紙博物館”を訪れたのですが、土佐和紙を使った体験コーナーや資料の展示など、紙を扱う箱屋には興味深いところでした。

おみやげコーナーでも、和紙を使った商品がズラリ!

化粧箱以外でも、紙を使った商品っていっぱいあるんだなぁ、って思いました。

 

そこで買ってきたのが、きょうご紹介の「金封入」です。

冠婚葬祭のときに、お金を入れる「金封」を入れる収納ケースです。

やや厚い紙でケースの形を作り、表には紅白の梅の花をあしらった和紙を、内側には白いもみ紙を貼って、なんとも上品で鮮やかな「金封入」に仕上がっています。

 

和紙は折れや擦れに強いので、「金封入」などの携帯小物に使うのには適しています。

和紙の手触りと、和紙ならではの軟らかさを感じることができます。

着物に似合うアイテムです。

 

店長も、篠原紙器でいろいろな紙を見せてもらっていましたが、和紙を扱う機会はなかなかありませんでした。

というわけで、店長も興味津々の和紙製品、明日以降もご紹介していきます。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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