ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第百三十六回 味覚の秋! フルーツ化粧箱 〜うめ〜

10月26日(火) 曇り(香川県)

 

きょうの香川県は、お昼過ぎからドンヨリ曇のかかった空模様でした。

仕事で高松市へ行っていたのですが、日が差していた午前中は車の中がやや暑く感じておりました。

しかし、用が終わって車に乗ると、なんだかヒンヤリして、運転して帰る頃には、寒いくらいに変わったのです。

全国的な傾向ですが、きょうはとても寒い一日だったみたいですね。

今朝も蚊を退治したばっかりなのに、一気に季節が移った感じです。

あったかい肉まんが恋しい季節になりました。

 

さて、きょうのフルーツ化粧箱は「うめ」です。

「うめ酒」の底にゴロゴロ転がっている、あの果実です。

 

「うめ」のお尻が尖がっているのをイメージして、四角い箱の頭をピラミッド型にしています。

明るい緑色のタントで包んで、青い「うめの実」を表しています。

 

青い「うめの実」って、毒があるんですよね。

食べ過ぎると中毒を起こすことがあるので、注意が必要です。

 

そういえば、店長が子供の頃、父親が「うめ酒」を作っていました。

赤いフタと取っ手のついた大きなビンの中に、氷砂糖とリキュールを入れて、その中に青い「うめの実」を漬け込みます。

この大きなビンの「うめ酒」が、家の中に何本もあったように覚えています。

その頃は、今ほど市販の「うめ酒」が売られていませんでした。

いまでは、若い女性が飲むお酒、というイメージがあります。

宣伝の効果って、すごいですね。

 

冬の寒い時期に「うめの花」が咲き始めると、あぁ、もうすぐ春なんだなぁ、と感じます。

四季のある日本ならではの季節感ではないでしょうか。

そういえば、「松竹梅」とか「梅に鶯(うぐいす)」など、おめでたい言葉としても取り上げられるフルーツです。

「うめの実」が収穫される6〜7月頃に降る長雨は「梅雨」言いますよね。

「うめ」って、日本人になじみの深いものなんだなぁ、って、改めて思いました。

 

寒い時期が始まりました。

味覚の秋!もそろそろ後半戦です。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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