ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第百二十九回 味覚の秋! フルーツ化粧箱 〜アボカド〜
10月15日(金) 晴れ時々曇り(香川県)
先日もお話しましたが、篠原紙器のある香川県観音寺市界隈は、秋祭り真っ盛りです。
きょうから三日間、観音寺市中心部でもお祭りが行われます。
朝から、”ちょうさ”と呼ばれる太鼓台が、観音寺市内の至るところで練り歩いております。
この三日間は、いろんな方向から太鼓の音が聞こえてきます。
さて、きょうのフルーツ化粧箱は「アボカド」です。
果実は甘みがなく、コッテリとしたうま味があります。
このうま味は、「アボカド」の20%を占める脂肪から来ています。
「アボカド」の脂肪は悪玉コレステロールを作りにくく、体に良い脂肪です。
脂肪を多く含む「アボカド」は”森のバター”と呼ばれています。
カロリーは高いようです。
写真の化粧箱は、黒い表皮から、緑色の果実が出てきているのをイメージして作っています。
白いタントに緑色〜黄色のグラデーションをかけ、「アボカド」の果実を再現しました。
「アボカド」の特徴である、大きな種も、印刷で表現しています。
甘みのない「アボカド」は、単独で食べられることが少ないです。
サラダやハンバーガー、海外では巻き寿司の具材として使われます。
刺身との相性も良いですよね。
栄養価の高いフルーツなので、ジュースにして、栄養ドリンクのように飲まれることもあるようです。
日本で食べられる「アボカド」の9割は、メキシコから輸入されています。
国内でも、店長が住む香川県のお隣、愛媛県や、静岡県、和歌山県などで、わずかではありますが栽培されているようです。
暖かいところを好む「アボカド」にとって、寒い冬の時期がある日本は、あまり育ちやすい環境ではないようです。
しかし、国産の「アボカド」を広げていこう!と頑張っている方々もおられます。
安心、安全の観点、フードマイレージ、環境保全の観点、国内自給率の観点からも、日本で作る作物をどんどん増やしていただきたいものです。
店長の持論が出てしまった。
話がややこしくなる前に、きょうはここいらで締めさせていただきます。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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