◎第百二十三回 味覚の秋! フルーツ化粧箱 〜オリーブ〜
10月6日(水) 晴れ(香川県)
きょうのフルーツ化粧箱は「オリーブ」です。
店長も作ろうと考えていたフルーツですが、イメージしていたものよりもずいぶんとオシャレな化粧箱を作ってくれました。
やはり、女性の感性、美意識ってものはすごいですね。
「オリーブ」には、実が緑色の頃に収穫される「グリーンオリーブ」と、実が熟して黒くなった頃に収穫される「ブラックオリーブ」があります。
写真では、「グリーンオリーブ」と「ブラックオリーブ」を並べたイメージにしております。
実は、昔、店長は「オリーブ」を扱う会社にいたことがあります。
「オリーブ」の実や「オリーブオイル」の研究をしていたので、とても馴染みのある果実です。
また、「オリーブ」は店長が住む香川県の県木、県花でもあります。
我が香川県では、「オリーブ」の生産のほとんどは、小豆島や、となりの豊島で行われています。
ちょうどこの時期、「オリーブ」の実の収穫が行われています。
収穫された「オリーブ」の実は、渋くて食べられません。
まだ「オリーブ」の実を見たことのない人は、だまされて渋い思いをしないように、気をつけてくださいね。
この”渋”を抜いたあと、塩水に漬け込むと「オリーブの新漬け」が完成です。
「オリーブ」の実には、油分がたっぷりありますので、「オリーブの新漬け」には、うま味と「オリーブ」由来の清涼感を感じることができます。
作るのに手間がかかるため、高価ではありますが、機会があれば食べてみてください。
食用「オリーブ」の実には、「オリーブの新漬け」のほかに、発酵によってうま味を高めた「発酵オリーブ」や、酸素を吹き付け香ばしさを付与した「ライプオリーブ」などがあります。
「発酵オリーブ」はドライマティーニに入ってますよ。
「ライプオリーブ」は輪切りになってピザの上に乗っていますよ。
食べたことがある方、多いんじゃないでしょうか。
先にもお話しましたが、「オリーブ」の実には、油分がたっぷり含まれています。
収穫後のフレッシュな「オリーブ」の実をしぼってできたのが「オリーブオイル」です。
「菜種油」や「ごま油」、「ピーナッツオイル」といったほかの油と異なり、「オリーブオイル」の製法には、高温処理や脱色、脱臭工程がありません。
「オリーブオイル」とは、とても自然で、とても優しい方法で作られた「オリーブの果汁」なのです。
… オリーブについては、まだまだ言いたいことがございますが、長ったらしくなってしまうので、とりあえず、きょうはここまで。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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