ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第九十七回 黄金に輝く化粧箱

8月27日(金) 晴れ(香川県)

 

きょうは金曜日。土曜日がお休みのところでは、待望(?)の週末ですね。

金曜日ということなので、きょうは金色の化粧箱を紹介します。

 

写真は、ひょんなことで作ることになった、金色の化粧箱サンプルです。

フタもミも金、箱の内側も金、金色の紙で包まれた、バブリィな化粧箱です。

化粧紙に使っている金色の紙は、表面を金属処理していますので、水がかかってもしみこみません。

耐水効果のある化粧箱です。

 

この金色の紙ですが、扱いが大変です。

まず、表面がピカピカ鏡面のため、指紋や汚れがつきやすく、ついたら目立ってしまうんです。

そして、表面を金属処理しているため、紙が硬く、折り目やシワがつきやすいんです。

さらに、のりを弾くので、接着しにくいんです。

 

見た目にキレですし、豪華なので、上記の欠点をなんとかカバーして、商品化できないかなぁ、って考えています。

 

そういえば、中国やインドの人は金が好きみたいですね。

成長著しい両国ですが、金を買う人が増えているため、金相場が上がっている、とちょっと前のニュースで言っていました。

中国やインドにこの金色化粧箱を持っていったら売れるかしら?

 

日本も、むかしは”黄金の国 ジパング”と呼ばれていた時代があります。

マルコポーロがヨーロッパに紹介した”ジパング”には、黄金がたくさんあったようですね。

いまは借金だらけの日本ですが、本当にどこかに黄金が眠っていたらいいのになぁ。

黄金が見つかったら、ゴールデンハンマーを作って「ハンターチャンス!」をやってみたいです。

 

次回は、この金色の紙を使って、紙加工技術のひとつを紹介します。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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