ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第九十回 木でできた家の形の化粧箱
8月18日(水) 晴れ(香川県)
きょう8月18日は、八十八で米の日です。
語呂合わせでの米の日ですが、近所の田んぼではまだ若い稲穂が風に揺られて、すくすくと育っています。
暑すぎるとお米が傷むようなので、稲穂さんには頑張って暑さを乗り切ってもらうよう、お祈りするばかりです。
お米を原料とする、ビーフンの日でもあるようです。
さて、きょうは街で見かけた変わった化粧箱を紹介します。
写真の箱は、焼き菓子の詰め合わせが入っていた化粧箱です。
ピンクの屋根にクリーム色の壁、かわいい家の形の化粧箱です。
壁には窓が3つ開いています。
屋根の上のリボンをほどいて、フタを開ける仕組みになっています。
ブック式の延長の箱ですね。
この箱ですが、材料はほとんどが木です。
木をパーツごとに切り抜いて、接着剤で組み立てているんですね。
屋根の木にはピンクの化粧紙が貼ってあって、両サイドにフタが開くように補強しているんですね。
きょうの化粧箱のように、生地が紙以外の箱がけっこうあります。
木を使った化粧箱は、木の強さ、木目の美しさ、木の手触りなど、木の特徴を活かしたおもしろい箱があります。
こんな箱なら、中のお菓子を食べた後でも取っておきたくなりますよね。
せっかくきれいにお化粧した化粧箱です。
篠原紙器は、包装容器としての役目を終えた後でも、楽しめるような使い方を模索していきます。
”箱屋の試み”でも、箱の楽しみ方をどんどん紹介していく予定です。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
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