ブログ 〜箱屋の試み〜 

◎第七十七回 俳句、戯作、浄瑠璃、エッセイ…

7月27日(火) 晴れ時々くもり(香川県)

 

きのうの晩は、うな丼でした。

疲れた体としぼんだお腹に、元気と喜びを与えてくれましたよ。

うなぎさん、ありがとう!!

 

「土用の丑の日にうなぎを」のキャッチコピーを考えた源内さんですが、たくさんのいろんな功績を残しています。

 

きょうは、”学芸家”としての源内さんを紹介します。

 

源内さん、文を書く才能に長けていたようで、17才の頃には立派な俳句を読んでいます。

その後も俳句でいろいろな賞を取っているようです。

 

その後、江戸に出た源内さんは、36才のときに戯作の傑作「根南志具佐」と「風流志道軒伝」を書いています。

題名は難しそうですが、「根南志具佐」は歌舞伎役者が地獄や現世を行き来する物語で、「風流志道軒伝」は空飛ぶウチワでいろんな国を巡る、冒険ファンタジーです。

 

また、40才頃に書いた「神霊矢口の渡し」は、浄瑠璃や歌舞伎で演じられました。恋のためにわが身を犠牲にした娘さんのお話で、江戸の人々に大変うけたようです。

 

46才のとき、”屁”の形態を書いた「放屁論(へっぴりろん」を書きました。とてもおもしろい内容で、順調にいかない自分の境遇をイヤミを込めて書いていたりします。

 

作品の内容までは紹介しきれません。ゴメンナサイ、、

香川県さぬき市にある”源内記念館”には、きょうご紹介した資料が飾っています。

機会があれば、立ち寄ってくださいね。

 

そのほかにも、数多くの文芸作品を源内さんは書いています。

店長も少しだけ読んでみましたが、どの作品にも、源内さんらしい風刺が効いています。

知的センスがありながら、人間らしさが感じられる源内さんの作品は、広く長〜く愛されてきているんですね。

 

あすは、源内先生といえばコレ、源内さんが残したとても有名な足跡を紹介します。

 

次回の箱屋の試み、お楽しみに!!

 

 

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