ブログ 〜箱屋の試み〜
◎第十六回 手の込んだ中国の貼箱 その1
4月26日(月) 晴れのち曇り(香川県)
2年ほど前に、中国の貼箱屋さんへ行ってきました。
やはり中国はすごいですね!
中国の人は手先が器用だ、と聞いていたとおり、器用に作られた変わった化粧箱がたくさん並んでいました。
紙以外にも、木やプラスチックで作られた箱もありました。
また、四角以外の丸型やハート型の箱もありました。
そこでいただいた貼箱を、きょうと明日の二回に分けてご紹介します。
きょうの貼箱は、ブック式を基本としたタイプの箱です。
写真のように、表紙に同じ大きさの箱が2個ひっついています。
この箱のすごいところは、同じ箱が合わさってもずれにくくするように、合わせ目に磁石が入っているんです。
生地の断面は2〜3mmの厚さですから、ここに磁石をいれるなんて、とても手が込んでいます。
人件費が安い中国ならではの、加工度の非常に高い貼箱です。
でも、見た目に中国らしさが感じられる箱です。
個人的には、繊細さを持つ日本の貼箱の方が好きです。
明日も引き続き、中国で見つけた変形箱をご紹介します。
次回の箱屋の試み、お楽しみに!!
ほかの日のブログはこちら
Copyright © 2010 SHINOHARAHIKI CO.,LTD All Rights
Reserved. |